はじめに
2023年10月1日(日)渋谷ヒカリエ8階にて開催されたMUSEE PLATINUM主催、GIRL’s HEALTH ACTION2023にて、Teal Blue Japanインターン生としてVcan代表のるなが登壇いたしました。
会場には20人ほどの保護者の方、小児がん啓発においてTeal Blue Japanにてインターンをする10人ほどの小学生、イベント会場にてピンクリボンヘアアレンジを行う10人ほどの美容学生さんなど、様々な世代の方がいらっしゃいました。
講演内容
「HPVワクチンどうする化会議」にてHPVワクチンについて、現状や接種率が上がらないことから見出せる課題点、活動する中での想い等をお伝えしました。
定期接種の年齢時には接種をせず、大学生になってからキャッチアップ接種を利用した、当事者の立場から、周りの状況に関してもお伝えしました。
保護者の皆様からは
「接種の年代は小学校6年生から高校1年生までと幅があるが、いつ打つのがいいのか」
「HPVワクチンで絶対に子宮頸がんにならないから、と言い切って説明して打たせていいのか」
「実際長期的に続く副反応はどのくらいの割合で出るのか」
などご質問いただきました。
保護者の方には、自分の娘にはすぐにはパートナーができないと思っている方もいらっしゃいますが、親が必ずしも全てがみえている訳ではない事をお伝えしました。お悩みの方は以下のことをお伝えしてみてください!
HPVワクチンというワクチンがあり、HPVは主に性交渉で感染するため、パートナーができる前に接種することが大事であること。
副反応が出ることもあるし、100%がんにならないわけではないけれど、高確率で予防ができて、子宮頸がん検診もしっかり受けることで防げる確率が上がること。
接種に関してはHPVワクチンについて娘さんとお話する時間を取っていただき、心理的な不安を取り除きながら、自分で接種するか判断できる環境を作ってあげることが親御さんに求められる役割だと考えます。
おわりに
小学生、中学生の保護者の方と直接お話しする機会は初めてで、親御さんとしてはやはり副反応への不安が大きい事を改めて実感しました。
今後も定期接種世代の子どもたちも自分でHPVワクチンの接種を判断できるよう、当事者はじめ、保護者の方への情報の周知を進めて参ります。
コメント