山形県南陽市立沖郷中学校にて中高ツアーを実施

活動実績

概要

 2024年1月10日(水)山形県南陽市立沖郷中学校にて、山形県1校目(東北地方でも初)となるVcan中高ツアーを行いました。

はじめに

 2024年1月10日山形県南陽市立沖郷中学校にて、山形県1校目(東北地方でも初)となるVcan中高ツアーを行いました。

 山形県南陽市の白岩市長直々にお招きいただき、南陽市の4つの中学・高等学校で出張授業をさせていただきました。他の学校での様子もHPにて公開中です。

 沖郷中学校1年生の80名にご参加いただきました。Vcanからは、るなと花音とわくが参加し、それぞれ1組・2組・3組を担当しました。

(開始の際に白岩市長からお言葉をいただきました。)

内容

 「後悔する前に知ってほしい。予防できるがんのこと」をテーマとした授業です。子宮頸がんとHPVワクチンの話を、生徒さんが楽しめるようにクイズなどを交えながら、実施しました。

生徒さんの意欲やアイデアを引き出すためにワークショップも導入しています。ワークショップでは、以下のテーマを用意し、生徒さんが自分たちで話し合い、発表してくれました。

「副反応・有害事象のイメージが強く、ワクチン接種に良くないイメージを持つ親世代の方に、どうすれば正しい情報が伝わるか?どうやって自分たちは親御さんに伝えるか?」

(最後の記念写真)

参加者の感想

参加してくださった生徒さんの感想を頂きましたので、一部ご紹介します。

「自分自身がHPVのワクチンを受けた際はまだよく理解しておらず、なんとなくで受けていたけれど、実際のところものすごく大切なもので遅れてしまうと後悔しかなくなる、ということを知り、とても驚きました。また、これから生活する中で、まだワクチンのことを知らない人がいると思うので、その人の将来のためにも今日習ったことを自分なりに伝えたいなと思いました。ありがとうございました。」「副作用(訂正: 副反応)のないワクチンや薬はないこと、打つか打たないかは、医学的根拠に基づいて、世間の意見に流されずに判断したいです。」

登壇した大学生メンバーの感想です。

 非常に元気な生徒さんたちで、楽しく授業を進めることができました。授業で印象に残ったことを聞いてみると、「男性も関係あることに驚いた。」と言ってくれた男子の生徒さんがいらっしゃって、「南陽市は日本で数少ない、男子も無料な自治体なんだよ」と言うと、とても喜んでくれました。女子の方からは、「将来のことはよくわからないけど、怖い病気なのはわかった。親と話してみたい。」との声をいただきました。この授業がきっかけで、ご自身の将来と健康について、親御さんと一緒に考えてもらえたら、とても嬉しいです。

貴重な機会をいただいた南陽市の白岩市長、市役所の皆様、沖郷中学校の教職員の皆様、そして参加してくださった生徒の皆さん、この度は本当にありがとうございました。

1月11日(木)NHK番組「ゆう5時」にて、沖郷中学校での出張授業の様子が放送されました。

コメント

タイトルとURLをコピーしました