りされもんコラボ動画

活動実績

概要

学部様々な大学生がHPVワクチンについて話し合った対談をYouTubeで配信しました。こちらは若者に人気の医学生YouTuberであるりされもん様とのコラボ企画です。

YouTubeはこちらから視聴していただけます。

メディアが正確な情報を偏りなく報道していなかったことや、性の話題に対してセンシティブになりがちである日本の風潮に強く課題意識を感じました。また、HPVワクチンは男性の肛門がんや中咽頭がんなどを予防することから、男性にも当事者意識を抱いてもらうことの重要性、包括的性教育の意義、さらにメディアのあり方を再考する必要があると言う結論に至りました。

背景

日本では2013年に厚生労働省がHPV(ヒトパピローマウイルス)ワクチンの積極的な勧奨を中止したことにより、各家庭に接種のお知らせが届かなくなってしまいました。今の大学生は正にその影響を受けた世代で、「がん」から身を守るワクチンがあること、自分たちがそれを受ける権利があること を知らずに育ち、現在のHPVワクチンの接種率は1%未満という状況です。医学部の授業で子宮頸がんのことを学んだとき、これまで誰もHPVワクチンのことを教えてくれなかったことに驚きました。私たちはたまたま医学部に進んだので「知る機会」を得ることができましたが、他の学部の大学生は今 も何も知らされないままで、その中から将来がんになってしまう人もいるかも知れない。そう思うと、 このまま見過ごすことはできないと考えました。

そこで、若者に人気のYoutuberであるりされもん様にコラボのご協力をいただき、対談をYouTube で配信することを通して、まずは若者にHPVワクチン問題について知ってもらいたいと考えこの企画を実施いたしました。

対談テーマ

「積極的な接種推奨がない世代。HPVワクチンの現状をどう捉えているか。 どういった課題があるか。当事者が話し合おう」

現在HPVワクチンについてどのようなイメージを持っているか、接種したいかどうか、を学部様々な大学生どうしで話し合いました。

無料で接種できる定期接種の期間に接種しそびれた人が多いことに対して、なぜ接種しそびれてしまったのか、議論しました。

登壇者

りされもん(神戸大学医学部医学科5年)

Vcanメンバー3名 (うち医学部医学科 3年男子1人科 2年男子1人、 2年女子1人)

非医学部メンバー4人(うち法学部女子1人、文学部女子1人、総合政策学部男子1人、経営学部男子1人)

反響

・YouTube 総視聴回数 動画公開後1ヶ月で1400回以上

・m3.com(日本最大級の医療従事者専用サイト)に取材していただき、2回の連載が組まれました。

第1回:https://www.m3.com/lifestyle/open/942326

第2回:https://www.m3.com/lifestyle/open/942328


りされもん
神戸大学医学部医学科5年。神戸大学の2020年度ミスコンテスト出場を機にSNSを始め、現在 はYouTubeで動画を作成している。医学部 的検証動画や、受験生向けの勉強動画が人 気。 関心事は、家庭医療、周産期医療。日本プ ライマリケア連合学会 家庭医療学夏期セ ミナー 副代表を務めている。医療系スタ ートアップでインターンをしたり、プロフ ェッショナルファームへのインタビューを したりなど、多方面で活動している。
りされもんInstagram (risalemon5)


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