ハンドペイントフェス開催のご報告

活動実績

概要

2023年3月4日に、大阪和泉市 INNOVATION PARK OSAKA IZUMIにて、クラウドファンディング最大の目的であったハンドペイントフェスを開催しました。こちらは、キャッチアップ接種対象者の中でもHPVワクチンを認知していない、およそ350万人の若者に、子宮頸がん予防を自分ごと化してもらうための企画です。3月4日は、国際パピローマウイルス学会が2018年から始めた「国際HPV啓発デー」で、世界中でHPV感染症に関する理解を深めることを目的とされた日です。当日はハンドペイント・トークセッションの二本柱で、HPVワクチンについて友達や家族にシェアしたくなるような内容を盛り込みました。

ハンドペイント

ハンドペイントでは来場者・登壇者1人1人が実際に参加し1つの物を作り上げることによって、当イベントへの参加意識の向上を促しました。中心には「神様のカルテ」で表紙を担当したカスヤナガト様のイラストが書かれております。本作品は1ヶ月ほどINOVATION PARK OSAKA IZUMIさんにて掲載されます。お近くの方はぜひご覧ください。

トークセッション

トークセッションでは、産婦人科医の上田先生、キャッチアップ接種世代であり女優の山口まゆ様、自身が子宮頸がんの軽度異形成を患い治療中のインフルエンサーのシンディ様、クリスマスに自分へのプレゼントとしてHPVワクチンを接種した白川理桜様とVcan代表中島花音、Vcan荒井秀真が熱いディスカッションをしました。議論の中では様々な立場から子宮頸がん、そしてHPVワクチン・検診について熱く語られ、参加者へより身近に、より危機感をもっていただけたました。参加者からは「今まで、HPVワクチンについて、身近な人に話してみたいと思っていたものの、どのように伝えて良いかが分かりませんでした。今回のイベントに参加し、伝える情報の内容や、もっと気軽に話してみても良いことなどが分かり、話しやすくなりました。」(原文ママ)、「3時間とは思えないくらい、密度の濃い時間でした。特に、トークセッションでは、さまざまな立場の方々のお話、専門家のお話を聞くことができ、知識的にも感情的にも学ぶことができました。」「本問題に男性側としてどのように関わるべきかという問題意識が生まれた。」などと感想をいただきました。

議論の内容はグラフィックレコーディングを行い、視覚的にも振り返りやすく工夫をいたしました。

当イベントでは、学生ブースを3つ設置し、学生同士の交流を図りました。また、イベントに全面協力いただいた一般社団法人シンクパールの難波美智代様、医者芸人であるしゅんしゅんクリニックP様からのビデオメッセージもいただきました。子宮頸がんに患いお姉さまをなくした米山大志さんの著書「姉ちゃん」、みんパピ!さんのリーフレット、Vcanの団体説明とワクチン接種および子宮頸がん検診のフローを配布しました。イベント当日だけでなく、帰宅後もHPVワクチンに関心を持ち行動を起こしていただけたらなと考えております。ご来場いただいた皆様には先着20名様限定で、心斎橋PARCO、Welpa内の500円で子宮頸がん検診が受けられるご案内を配布いたしました。イベントの様子をインフルエンサーであるシンディ様(フォロワー12.7万人)、白川理桜様(2.9万人)、女優である山口まゆ様(1.2万人)にインスタグラムでシェアいただき、計16.8万人へイベント開催の様子を届けることが出来ました。来場いただいた方においては、より自分ごと化でき、来場者の友人へ拡散性を持っていただけました。

イベントの様子

準備中のVcanメンバー

メンバーによるハンドペイント

しゅんしゅんクリニックP様からのビデオメッセージ

トークセッション

集合写真

Vcanから皆様へ

キャッチアップ接種の可能年月があと2年というタイミングでイベントを開催できたことはとても意義のあることだと感じております。私たちの目標はキャッチアップ世代350万人にHPVワクチンの正しい情報を届けることです。このイベントを足がかりに、今以上に啓発活動に邁進していきたいと思います。

クラウドファンディングに賛同、そしてご支援をいただいた皆様、本当にありがとうございました。
今後も温かく見守っていただけると幸いです。

Vcan メンバー 一同

クラウドファンディングサイトはこちら
がんを予防するチャンスを逃した世代にもう一度知る機会を提供したい!(若者にHPVワクチンについて広く発信する会Vcan 2022/11/17 公開) – クラウドファンディング READYFOR

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