
Vcan とは
私たちVcanは関西の医学生を中心に活動する学生団体です。
現役産婦人科医などの先生方に
アドバイザーについていただきながら、
学生の強みを活かし、
HPVワクチンについての 正しい情報をもとに自分で接種するかどうかを 判断できる社会を実現します。

私たちのミッション
単に知識がなかっただけで、子宮頸がんをはじめ予防できたはずの病気で苦しむ人を増やしたくない。その想いで、HPVワクチンの正しい知識を日本の中高生に広めていくことを目標に定めました。
HPVワクチンを自費で接種するとなると、かかる費用は5万円か10万円近く。大学生にとってはすぐには出せる金額ではなく、接種を諦めてしまうケースが多いです。接種するかどうか、親ではなく、自分で判断しやすくなる大学生以降も定期接種に含められたら、と考えています。
肛門がんや尖形コンジローマなどを予防でき、オーストラリア、アメリカなどでは男性も定期接種の対象です。そこで、日本でも男性を定期接種対象とし、金銭面の問題を解決することを目指します。
HPVワクチンについて
子宮頸がんを予防するワクチンであるHPV(ヒトパピローマウイルス)ワクチン。
男性の中咽頭がんや肛門がんを予防することでも知られ、海外では当たり前のように接種されています。
日本では、接種後に体調不良を訴えた女性がメディアで報道され、国民に不安が広がったため、2013年に厚生労働省が積極的勧奨を差し控えました。
しかし、様々な研究により、「体調不良とワクチン接種との因果関係がある」という証明はされていません。
厚生労働省は8年の時を経て、2021年11月に積極的勧奨を再開しました。
2022年4月からはキャッチアップ接種が開始することが決定しています。
しかし当事者である私たちの同級生からは「HPVワクチンについてよく知らない」「どうすればいいかわからない」という声を聞きます。
まずは知ってほしい。そう、Vcanからのお願いです。

アドバイザーの先生方

上田 豊 先生
大阪大学大学院
医学系研究科
産科学婦人科学講師

木下 喬弘 先生
みんパピ!
みんなで知ろう
HPVプロジェクト
副代表

柴田綾子 先生
産婦人科医

高橋幸子 先生
産婦人科医

八木麻未 先生
大阪大学大学院
医学系研究科産科学婦人科学特任助教(常勤)
活動実績
- 全国中高ツアー大阪高等学校2022年5月12日 大阪高等学校 5月12日、大阪高等学校にて、メンバーが講演、ワークショップを行い、1年E組の男女合わせて38人が参加しました。HPVはありふれたウイルスであるということや、男女共に関係あるということ […]
- キリン福祉財団からの助成決定概要 この度、Vcanのメイン事業である「全国中高ツアー 医療リテラシーのススメ」が、令和4年度「キリン・地域のちから応援事業」の助成対象に決定いたしました。 「キリン・地域のちから応援事業」は、公益財団法人キリン福祉財 […]
- 全国中高ツアー 京都市立堀川高等学校2022年3月22日 京都市立堀川高等学校 概要 3月22日、京都市立堀川高等学校にて、卒業生であるメンバーが講演をいたしました。講演内容は、堀川高等学校の特色とも言える「探究基礎」および、様々な取り組みが、医学生として […]