はじめに
8月27日、第42回日本思春期学会総会・学術集会の市民公開講座「若者と語り合う、思春期世代の課題と取り組み」にメンバー4名が参加させていただきました。
登壇内容
まず、「若者がHPVワクチンに対して主体的に考えられる環境を作る」ことをVisionに掲げるVcanの歩み(出張授業、ハンドペイントフェス、大学での集団接種・接種外来設置、SNS発信、団体内部のリサーチなど)を説明しました。
その後のトークセッションでは、研修医の先生2名とともに登壇し、思春期世代への情報の啓発方法、思春期世代特有の性の悩みについて話し合いました。
団体の活動に共感してご協力いただける先生方も増えました。また、Vcanの大きな強みとされているピアエデュケーションについても高い評価をいただき、大変嬉しく思います。
「知らないまま後悔しないで」
今後も若者世代の声を周囲に発信し続け、定期接種世代・キャッチアップ世代のすべての方に、HPVワクチンについて「自分事化」してもらえるように努めてまいります。
メンバー感想
急速に変化するSNSと情報社会の中において、世代間でSNSの影響力や媒体そのものが大きく異なっていることを実感しました。そして、SNSがもたらす性の情報、個人の認識や悩みも時代と共に変化していくものなのだと学びました。更にはLGBTQ+然り、現代では多様性の尊重が強まっています。
縦にも横にも差が生まれる現代社会で、常に当事者世代の目線を共有し続けることが、性教育でもHPVワクチンの情報啓発でも必要なのだと考えました。
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