2023年9月30日　高知県市民公開講座「HPVワクチンのお話」

はじめに

9月30日、高知県市民公開講座「HPVワクチンのお話」にパネリストとしてメンバーのゆうなが参加いたしました。

登壇内容

産婦人科、小児科、内科の先生方と共に座談会に登壇いたしました。HPVワクチン接種についての体験や不安などについてお伝えしました。

接種券が届いた際の気持ちや、ワクチンに対しての不安や迷いなどからなかなか接種をしに行くことが出来なかった状況、HPVワクチン接種を決心できた理由といった経験談を、Vcanの活動などを踏まえながらお話しました。

　また、HPVワクチン定期接種年齢、キャッチアップ接種について、ワクチンの有効性について、ワクチン接種についてなど各専門分野の先生方からお答えいただきました。特に多くの人が不安を抱いている副反応についても、先生方が説明する際や接種の際に気をつけておられることをお聞きしました。

　今後もキャッチアップ接種世代としての経験や思いを届けることで、少しでも定期接種世代・キャッチアップ接種世代の方がHPVワクチンについて興味を持ち、「自分事化」してもらえるよう、情報や経験談の発信へ努めてまいります。

なお、高知大学ではVcanメンバーによる大学へのアタックをきっかけに、学生、病院職員の中でHPVワクチン接種を希望する方に対しての集団接種が行われています。

登壇者の感想

　座談会への参加や経験談をお話する中で、当事者である若者の声を多くの方に届けることの必要性をより実感することができました。若い世代にHPVワクチンについての情報や同世代の声を伝えることはもちろん重要なことですが、親世代の方にも今の若者の思いや感じたことなどを伝え、HPVワクチンについて知ってもらうことも重要だと感じました。