『HPVワクチン推進議員連盟』総会

活動実績

2023.04.01 2023.03.31

概要

2023年3月９日に参議院議員会館で開催された『HPVワクチン推進議員連盟』総会にVcanメンバーが出席させていただきました。

以下発言のまま

私たち学生団体Vcanは「若者の力でHPVワクチンを取り巻く社会を変える」ことを目標に活動する全国の医学生を中心とした学生団体です。

私たちVcanメンバーはちょうどキャッチアップ接種世代にあたり、定期接種を逃した人が多くいます。

定期接種を逃した当事者として、もっと早く知っていたら、もっと早く打っていれば良かったと思い活動に至っています。

私たちの活動の1つとして全国中高ツアーと称する出張授業を行っています。

昨年秋には、私は中学3年生と高校1年生を対象に出張授業を行いました。

その授業の感想で「はがきでお知らせが来ていて、イマイチピント来てなくて、めんどくさいが勝っていましたが、この授業のおかげで、打つメリット、デメリットを理解でき、打った方がいいんだなと思いました。」といった意見を生徒さんから頂きました。

他の生徒さんも『HPVワクチン』は聞いたことがあるけれど、どういうものか知らなかったという人が数多くおられました。

そして、授業後、同校ではHPVワクチンを接種した女子が増えつつあると聞いています。

HPVワクチンは早めの接種がより効果的です。HPVワクチンについてお知らせするだけでなく、必要性についてしっかり届ける必要があると感じました。

また、キャッチアップ接種は期限まであと２年ほどしかありません。

大学生は住民票がある所でしか打てないと思っている人も多く居て、また手続きの面倒くささから後回しにしている人も多くいます。

HPVワクチンの必要性と有効性をしっかりと伝え、手続きの面倒くささをなくすことで、接種にアクセスしやすい環境作りをお願いしたいです。

また、20代の子宮頸がん検診の受診率が低いのが現状です。キャッチアップ世代は子宮頸がんが増えることが考えられるため、子宮頸がん検診の受診率も上げるように積極的に啓発することもお願いしたいです。

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