アドバイザー

Vcanの活動を支援してくださっているアドバイザーの方々のご紹介です。

上田豊 先生
大阪大学大学院医学系研究科
産科学婦人科学講師

本邦において子宮頸がん対策は喫緊の課題です。産婦人科医として日々の頸がん診療にあたりつつ、何とか予防策の普及にも努めたいと思っています。

その中で、学校での学びはとても大きなインパクトがあると思います。

それも、年齢の比較的近い医学部学生の皆さんが情報を発信されていくことには期待をせずにはいられません。

正しい情報がきちんと届けば行動変容につながり、健康や命を守ることにつながります。皆さんの活動がうまく展開していくことを祈念しています。


木下喬弘 先生
みんパピ!みんなで知ろうHPVプロジェクト
副代表

HPVワクチンの理解を促進するためには、当事者たちが声をあげることが最も重要です。

国があいまいな態度を取ったことにより接種の機会を逃したみなさんが、自分たちと若い世代の権利を取り戻す活動を応援しています。


柴田綾子 先生
産婦人科医

HPVワクチンは、子宮頸がんの予防だけでなく、肛門がんや喉のがんを予防できるワクチンです。自費で打つと1回2万円、3回全部打つと6万円が必要です。

本来なら定期接種は無料なのに、そのことを伝えられないまま、接種できなかった学生がたくさんいます。

HPVワクチンの接種を希望する学生が無料で接種できるようにキャッチアップと個別の情報提供の義務化をぜひお願いします。

当事者である学生の声や活動は、とても大切です。応援しています。


高橋幸子 先生
産婦人科医

医学を学び、公衆衛生学を学べば学ぶほど、健康教育、予防教育の大切さに気付かされます。

Vcanの医学生たちは、自らが学ぶだけでなく、自分たちが日本のHPVワクチンの状況を何とかしなければ!と立ち上がりました。

医学生は実はとっても特別な立場です。

正しい医学の知識を持ちつつ、市民としての意見をバランスよく考えることができるのです。

ノルウェーの医学生が書いたブログがヒットし、世界36か国で翻訳出版された本(世界中の女子が読んだ!からだと性の教科書:NHK出版)があるというくらいのポテンシャルを持っています。

当事者としての発信や中高大学生に近い年代であるという親しみやすさ、わかりやすく伝えたいという熱意。それがVcan!期待しています!応援しています!


八木麻未 先生
大阪大学大学院医学系研究科
産科学婦人科学特任助教 (常勤)

子宮頸がんは近年急増していますが、若い世代で子宮頸がんについて十分な知識を持っている方は少なく、知識を持っている人と直接話す機会もほとんどありません。

近い世代の皆さんが中高生の方と子宮頸がんについて考えることは、若い方が「がんを予防する」ことを自分事化できるとても意義ある取り組みになるのでは、と期待しています。

自ら学び、発信していく皆さんの情熱が、大きく広がっていくことを祈っております。


谷口文紀 先生
鳥取大学医学部産科婦人科学 教授

HPVワクチンを正しく知ることは、若い世代の「権利」です。
「生き抜く」知識を学び、自分の頭で判断して選択する。

これは、新しい時代を自らの力で切り拓いていくための第一歩です。

同世代が当事者意識をもって伝えることももちろんですが、
それ以上に、対面による生の声が大きな効果をもたらすと信じています。
Vcanの熱意が広く届くよう祈念いたします。

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